退院

最後に、その日私を担当した男性看護士がやってきました。

忘れ物がないかを一緒に点検することにもなっていましたし、退院後に服用するお薬を
配ってくれ、退院後の療養計画書という主治医が作成してくれたものなどもいただきました。

その計画書には、生活の注意点として、「とにかく鼻をかまないこと」と書いてありましたが、
確かに鼻の奥は傷だらけのはずだし、元々鼻を押さえるだけでも痛みを感じていたので、
この注意点も忠実に守り、私は確実に回復の途上から外れないのだと思いました。

運動もしてはいけない」とのこと。

まぁ、感覚的にその必要性も理解できましたね。

こうして看護士さんとのミーティング(というのだろうか?)も終わり、私はコートを羽織り、
病棟を元気な姿であとにしたのです。

さあ、これで晴れて自由の身です!
私は普段の生活に戻るぞ!

当たり前のように暮らしていた日常から隔離されて、ありきたりの日常がどれだけ自分を
支えていたのかを実感しました。

ありきたりの生活に感謝の気持ちをもって、退院後も生活していますよ。

ただ、あれほどきちんと忘れ物ないかの確認をしたのに、しっかり忘れ物をして帰ったことを
後日知らされ、流石は私だな、とは思ったりしましたけどね!

鼻中隔湾曲症とは?

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