鼻中隔湾曲症の原因

鼻中隔湾曲症は、成長過程で鼻中隔が歪んでくることが原因になっています。

成長過程で骨の個性そのものが変わっていくのが、犬や猫とは大きく違っていることでしょう。
現に、鼻中隔湾曲症は、人間やチンパンジーなど、脳発達の著しい動物しかならないようです。

今でも私の鼻は低いほうですが、幼い頃はもっとぺっちゃんこだった気がします。
大人の顔になるということで、鼻の形にも個性が出てきて、今みたいになったのでしょう。

そして、鼻中隔は顔の中央にあり、上には頭、下には硬いあごがあります。

その上下に挟まれた鼻中隔は圧迫されて、極度に湾曲することがあるようです。

犬や猫の鼻の構造を考えてみると、確かに頭とあごに鼻が挟まれ、鼻に負担をかけることは
なさそうです。

つまり、人間の鼻は進化の過程で歪みやすくなったということでしょう。

更に人の鼻中隔は軟骨ですから、硬骨に比べて歪みやすいのは当然のことで、
大人になってから、交通事故などで鼻が変形したきっかけで、鼻中隔湾曲症になる人も
いるそうです。

勿論、それは例外的にそういうことが起こるのであり、基本的には成長の過程で、
何かしら鼻の歪みの原因となるようなことが起こる、というのが一般的に言われている
原因のようです。

そうなると、鼻中隔湾曲症への道は、思春期頃からスタートしている、という気がしてきますね。

引き起こされる症状

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